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大部
ふりがな文庫
“大部”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
たいぶ
54.5%
だいぶ
45.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
たいぶ
(逆引き)
先生はこの驚嘆の念より
出立
(
しゅったつ
)
して、好奇心に移り、それからまた研究心に落ち付いて、この
大部
(
たいぶ
)
の著作を公けにするに至ったらしい。
マードック先生の『日本歴史』
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
藤枝は室にはいつて、大きな机の前に腰かけると、側にちやんとおいてあつた
大部
(
たいぶ
)
の本を私の前にさし出した。
殺人鬼
(新字新仮名)
/
浜尾四郎
(著)
大部(たいぶ)の例文をもっと
(6作品)
見る
だいぶ
(逆引き)
尤
(
もっと
)
も
父
(
ちち
)
は
時
(
とき
)
の
帝
(
みかど
)
から
召
(
め
)
し
出
(
いだ
)
され、いつもお
側
(
そば
)
に
仕
(
つか
)
える
身
(
み
)
とて、
一年
(
いちねん
)
の
大部
(
だいぶ
)
は
不在勝
(
るすが
)
ち、
国元
(
くにもと
)
にはただ
女
(
おんな
)
小供
(
こども
)
が
残
(
のこ
)
って
居
(
い
)
るばかりでございました……。
小桜姫物語:03 小桜姫物語
(新字新仮名)
/
浅野和三郎
(著)
此時
(
このとき
)
市街地
(
しがいち
)
の
大部
(
だいぶ
)
は
沈下
(
ちんか
)
して
海
(
うみ
)
となつたといふことも
記
(
しる
)
してあるから、
前記現象
(
ぜんきげんしよう
)
の
起
(
おこ
)
つた
場所
(
ばしよ
)
は
新
(
あたら
)
しい
地盤
(
ぢばん
)
たりしに
相違
(
そうい
)
なかるべく、
埋立地
(
うめたてち
)
であつたかも
知
(
し
)
れない。
地震の話
(旧字旧仮名)
/
今村明恒
(著)
大部(だいぶ)の例文をもっと
(5作品)
見る
“大部”の意味
《名詞》
大部(たいぶ、だいぶ)
(たいぶ、だいぶ)書物の巻数や冊数が多いこと。ページ数、紙数が多いこと。
(たいぶ、だいぶ)大部分。ほとんど全部。
(だいぶ)部首「⼤」で分類した漢字の一群。
(出典:Wiktionary)
“大部”の解説
大部(だいぶ)は、漢字を部首により分類したグループの一つ。
康熙字典214部首では37番目に置かれる(3画の8番目)。
(出典:Wikipedia)
大
常用漢字
小1
部首:⼤
3画
部
常用漢字
小3
部首:⾢
11画
“大部”で始まる語句
大部分
大部屋
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大部隊
検索の候補
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大腿部
民部大輔
治部大輔
跡部大炊
“大部”のふりがなが多い著者
浅野和三郎
今村明恒
浜尾四郎
夏目漱石
江戸川乱歩
長谷川時雨
吉川英治