“埋立地”の読み方と例文
読み方割合
うめたてち100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
例えば、芝浦しばうら埋立地うめたてちに、鉄筋コンクリートで出来た背の高い煙突えんとつがあったが、そこからは、一度も煙が出たことがないのを、附近の人は知っていた。
空襲葬送曲 (新字新仮名) / 海野十三(著)
芝浦しばうら埋立地うめたてちも目下家屋の建たない間は同じく閑地として見るべきものであろう。現在東京市内の閑地の中でこれほど広々とした眺望をなす処はにあるまい。
此時このとき市街地しがいち大部だいぶ沈下ちんかしてうみとなつたといふこともしるしてあるから、前記現象ぜんきげんしようおこつた場所ばしよあたらしい地盤ぢばんたりしに相違そういなかるべく、埋立地うめたてちであつたかもれない。
地震の話 (旧字旧仮名) / 今村明恒(著)