“跡部大炊”の読み方と例文
読み方割合
あとべおおい100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
脇息きょうそくへふかくひじをのせながら、信玄はかたわらの跡部大炊あとべおおいへ向って、その耳へ口を寄せるほど近々と顔をさし伸べてささやいた。大炊もまた小声で
上杉謙信 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
と、跡部大炊あとべおおいの子で、近習役の跡部源四郎が、顔のいろを変えて、何事か告げに来た。
新書太閤記:06 第六分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
昌輝まさてる——山県三郎兵衛——内藤修理——原隼人佐はらはやとのすけ——土屋昌次まさつぐ——安中左近あんなかさこん——小幡上総介おばたかずさのすけ——長坂長閑ながさかちょうかん——跡部大炊あとべおおい——松田三河守——小笠原掃部かもん——甘利信康あまりのぶやす——小山田信茂のぶしげ
新書太閤記:05 第五分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)