“審判官”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
しんぱんかん40.0%
さばきのつかさ20.0%
しんぱんくわん10.0%
アムパイア10.0%
アンパイアー10.0%
ジュリイ10.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そこに審判官しんぱんかん評定官ひょうじょうかんのこらずがあつまって、問答もんどうをきくことになっていました。はじめの日うまく通れば、そのあくる日また来られます。
ただ我は君をこよなき審判官さばきのつかさとすれば
智恵子抄 (新字旧仮名) / 高村光太郎(著)
けれど小供こどもこそまこと審判官しんぱんくわんで、小供こどもにはたゞ變物かはりもの一人ひとりとしかえない。嬲物なぶりものにしてなぐさむに丁度ちやうどをとことしかえない。
怠惰屋の弟子入り (旧字旧仮名) / 国木田独歩(著)
走者ラナー(通過しつつある者)ある事情のもとに通過の権利を失うを除外アウトという。(普通に殺されるという)審判官アムパイア除外と呼べば走者(または打者ストライカー)はただちに線外にでて後方の控所ひかえじょに入らざるべからず。
ベースボール (新字新仮名) / 正岡子規(著)
さればと謂つて、審判官アンパイアーとなツて、一家の爲に何れとも話をまとめるといふことも無く、のんきに高處たかみの見物と出掛でかけた。勿論もちろん母夫人は、華族でもなければ、藝術家でも無い。
平民の娘 (旧字旧仮名) / 三島霜川(著)
本当に惜しいところで敗北いたしましたが、でも、もちろんでございますわ、審判官ジュリイの眼に狂いはございません。