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變物
ふりがな文庫
“變物”の読み方と例文
新字:
変物
読み方
割合
かはりもの
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かはりもの
(逆引き)
けれど
小供
(
こども
)
こそ
眞
(
まこと
)
の
審判官
(
しんぱんくわん
)
で、
小供
(
こども
)
の
眼
(
め
)
にはたゞ
變物
(
かはりもの
)
の
一人
(
ひとり
)
としか
見
(
み
)
えない。
嬲物
(
なぶりもの
)
にして
慰
(
なぐ
)
さむに
丁度
(
ちやうど
)
可
(
よ
)
い
男
(
をとこ
)
としか
見
(
み
)
えない。
怠惰屋の弟子入り
(旧字旧仮名)
/
国木田独歩
(著)
「ところがあいつは
變物
(
かはりもの
)
だから、夏も冬服を着てゐる三田公のやうな甲斐性無しと腐れあはうつていふのさ。變物は變物同志、こつちはお米さんと……」
大阪の宿
(旧字旧仮名)
/
水上滝太郎
(著)
餘程
變物
(
かはりもの
)
と見えて、ついぞ他人と口をきいて居るのを見た事も無く、何時も薄暗い上方風の土間になつてゐる臺所で、齒のある下駄を穿いて庖丁の手を動かしてゐる姿丈が記憶にある。
大阪の宿
(旧字旧仮名)
/
水上滝太郎
(著)
變物(かはりもの)の例文をもっと
(2作品)
見る
變
部首:⾔
23画
物
常用漢字
小3
部首:⽜
8画
“變”で始まる語句
變
變化
變動
變哲
變梃
變事
變挺
變色
變更
變改
“變物”のふりがなが多い著者
水上滝太郎
国木田独歩