“變哲”の読み方と例文
新字:変哲
読み方割合
へんてつ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
何んの變哲へんてつもない事件なのですが、その底に妙に煮え切らないものがあつて、平次をすつかり手古摺てこずらせてしまつたのです。
次に取上げた手拭は、何の變哲へんてつもない中古ちうぶるの品で、よく乾いてしまつて、泥も砂もついては居りません。
一寸見たところでは、何んの變哲へんてつもない、『寢取り』の變奏曲ヴアリエーシヨンですが、心靜かに吹き進むと、その旋律せんりつに不思議な不氣味さがあつて、ぞつとそびらに水を流すやうな心持。