“下士官”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
かしかん66.7%
スウゾフ33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「ぼくは高等科で、卒業したら兵隊にいくまで漁師だ。兵隊にいったら、下士官かしかんになって、曹長そうちょうぐらいになるから、おぼえとけ」
二十四の瞳 (新字新仮名) / 壺井栄(著)
巡視の士官しかんは、苦笑をして、後に従っている下士官かしかんをふりかえった。
未来の地下戦車長 (新字新仮名) / 海野十三(著)
洋装の軍服を着れば如何なる名将といえども、威儀風采において日本人は到底西洋の下士官スウゾフにも肩を比する事は出来ない。
銀座 (新字新仮名) / 永井荷風(著)