“ちうざいしよ”の漢字の書き方と例文
語句割合
駐在所100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
『十八丁だすて、東光院まで。……この道をぐに行きますと、駐在所ちうざいしよがあつて、其處そこから北へ曲るんやさうだす。』
東光院 (旧字旧仮名) / 上司小剣(著)
駐在所ちうざいしよたよ」悉皆みんななかくびれるやうにしてそつかたつた。悉皆みんなしきりに輸臝かちまけにのみこゝろうばはれてた。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
被害者ひがいしや駐在所ちうざいしよけつけるに、はたけとほくにはなれ/″\にらばつて百姓等ひやくしやうらことごとれをつた。被害者ひがいしや途次みちみち大聲おほごゑして呶鳴どなつてつたからである。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
かれはたけたなりは一ぽんらないでまゝ駐在所ちうざいしよけつけた。巡査じゆんさはそれでもぐに官服くわんぷく被害者ひがいしやと一しよ現場げんぢやうられたかずあらためて手帖ててふめた。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)