“駐屯軍”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ちゅうとんぐん66.7%
ちゆうとんぐん33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
阿片あへん支那シナにおいては戦争より大きな事をしているが、始めて白人が是を廈門アモイ駐屯軍ちゅうとんぐんへ持ってきたときには、単に煙草のまぜ物として売ったのだそうである。
木綿以前の事 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
わが中国東北部駐屯軍ちゅうとんぐんの六倍の兵力を国境に集め、飛行機も一千台、ことに五トンという沢山たくさんの爆弾を積みこむ力のある重爆撃機が、数十台もこっちをにらんでいる。
空襲警報 (新字新仮名) / 海野十三(著)
駐屯軍ちゆうとんぐんの間に黄色熱がひろがつて、二三か月の間に百分中の六十八九人が死んだゝめ、司令官が狂人きちがひになつたといふ例もあり、ブラジルでは、同じ病気で一年に三万五千人がたふれ
パナマ運河を開いた話 (新字旧仮名) / 鈴木三重吉(著)