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駟馬
ふりがな文庫
“駟馬”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
しば
50.0%
しめ
50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しば
(逆引き)
鞭聲
(
べんせい
)
の反響に、近き山の岩壁を動かして、
駟馬
(
しば
)
の車を驛舍の前に
駐
(
とゞ
)
むるものあり。車座の
背後
(
うしろ
)
には、
兵器
(
うちもの
)
を執りたる從卒
數人
(
すにん
)
乘りたり。
即興詩人
(旧字旧仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
斯うして汝等と同じ
安泊
(
やすどまり
)
に
煤
(
くす
)
ぶりおるが、伊勢武熊は牛飼君の
股肱
(
ここう
)
ぢやぞ。牛飼君が内閣を組織した暁は伊勢武熊も一足飛に青雲に攀ぢて
駟馬
(
しば
)
に
鞭
(
むちう
)
つ事が出来る身ぢや。
貧書生
(新字旧仮名)
/
内田魯庵
(著)
駟馬(しば)の例文をもっと
(3作品)
見る
しめ
(逆引き)
あゝ
此樣
(
こん
)
な事と知りましたら早くに方法も有つたのでせうが今に成つては
駟馬
(
しめ
)
も及ばずです、植村も可愛想な事でした、とて下を向いて歎息の聲を洩らすに、どうも何とも
うつせみ
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
ああこんな事と知りましたら早くに方法も有つたのでせうが今に成つては
駟馬
(
しめ
)
も及ばずです、植村も
可愛想
(
かあいさう
)
な事でした、とて下を向いて
歎息
(
たんそく
)
の声を
洩
(
も
)
らすに、どうも何とも
うつせみ
(新字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
駟馬(しめ)の例文をもっと
(3作品)
見る
“駟馬”の意味
《名詞》
馬車を四頭の馬でひくこと。また、そのような馬車。
(出典:Wiktionary)
駟
漢検1級
部首:⾺
15画
馬
常用漢字
小2
部首:⾺
10画
“駟”で始まる語句
駟
“駟馬”のふりがなが多い著者
司馬遷
樋口一葉
内田魯庵
ハンス・クリスチャン・アンデルセン