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カアテン
ふりがな文庫
“カアテン”のいろいろな漢字の書き方と例文
ひらがな:
かあてん
語句
割合
窓帷
33.3%
帷
28.6%
窓掛
19.0%
垂布
4.8%
帷帳
4.8%
掛布
4.8%
垂帳
4.8%
▼ 他 4 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
窓帷
(逆引き)
一等室の
鶯茶
(
うぐいすちゃ
)
がかった腰掛と、同じ色の
窓帷
(
カアテン
)
と、そうしてその間に
居睡
(
いねむ
)
りをしている、山のような白頭の肥大漢と、——ああその堂々たる相貌に
西郷隆盛
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
カアテン(窓帷)の例文をもっと
(7作品)
見る
帷
(逆引き)
厚き
蓐
(
しとね
)
の積れる雪と真白き上に、
乱畳
(
みだれたた
)
める
幾重
(
いくへ
)
の
衣
(
きぬ
)
の
彩
(
いろどり
)
を争ひつつ、
妖
(
あで
)
なる姿を
意
(
こころ
)
も
介
(
お
)
かず
横
(
よこた
)
はれるを、窓の日の
帷
(
カアテン
)
を
透
(
とほ
)
して
隠々
(
ほのぼの
)
照したる
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
カアテン(帷)の例文をもっと
(6作品)
見る
窓掛
(逆引き)
そして、博士が静かに屍体を抱き上げると、モウパア警部が、その
頚部
(
くび
)
に固く食い込んでいる
窓掛
(
カアテン
)
の紐を解いた。
ロウモン街の自殺ホテル
(新字新仮名)
/
牧逸馬
(著)
カアテン(窓掛)の例文をもっと
(4作品)
見る
▼ すべて表示
垂布
(逆引き)
部屋を
過
(
す
)
ぎるときもずつと彼女の蔭になつて、その時にはもう
垂布
(
カアテン
)
を下ろしてある例のアアチを通つて、その向うの優雅な奧まつた方へ這入つた。
ジエィン・エア:02 ジエィン・エア
(旧字旧仮名)
/
シャーロット・ブロンテ
(著)
めら/\と火を吐く
垂布
(
カアテン
)
。その焔と煙の眞中にロチスター氏は
身動
(
みうご
)
きもせず横たはり、ぐつすりと眠つてゐるのだ。
ジエィン・エア:02 ジエィン・エア
(旧字旧仮名)
/
シャーロット・ブロンテ
(著)
カアテン(垂布)の例文をもっと
(1作品)
見る
帷帳
(逆引き)
マホガニの頑丈な柱が支へた寢臺は
深紅色
(
しんくしよく
)
の
緞子
(
どんす
)
の
帷帳
(
カアテン
)
が垂れて、部屋の中央に、幕屋のやうに
据
(
すわ
)
つてゐた。
ジエィン・エア:02 ジエィン・エア
(旧字旧仮名)
/
シャーロット・ブロンテ
(著)
いつも
鎧戸
(
よろひど
)
を
下
(
おろ
)
したまゝの、二つの大きな窓には、同じ色の
帷帳
(
カアテン
)
の
花綵飾
(
はなづなかざ
)
りが
弛
(
たる
)
んで、半分覆うてゐた。
床
(
ゆか
)
の
絨毯
(
じゆうたん
)
も紅く、寢臺の足許の
卓子
(
テエブル
)
にも、
眞紅
(
まつか
)
な
布
(
きれ
)
が掛かつてゐた。
ジエィン・エア:02 ジエィン・エア
(旧字旧仮名)
/
シャーロット・ブロンテ
(著)
カアテン(帷帳)の例文をもっと
(1作品)
見る
掛布
(逆引き)
旦那さまが昨夜お床の中で本を讀んでゐらしたのですが蝋燭をつけたまゝ眠つておしまひになつて、
掛布
(
カアテン
)
に火がついたのです。
ジエィン・エア:02 ジエィン・エア
(旧字旧仮名)
/
シャーロット・ブロンテ
(著)
彼は
掛布
(
カアテン
)
を壁からかゝげて第二の扉を現はした、そしてこれもまた開けた。窓の無い部屋には、高い丈夫な
爐
(
ろ
)
にかこまれて火が燃えてゐた。そして鎖で天井からラムプが下つてゐた。
ジエィン・エア:02 ジエィン・エア
(旧字旧仮名)
/
シャーロット・ブロンテ
(著)
カアテン(掛布)の例文をもっと
(1作品)
見る
垂帳
(逆引き)
ルパンが眼前に閉された
垂帳
(
カアテン
)
は
豁然
(
かつぜん
)
として開かれた。彼が今日まで黒暗々裡に、暗中模索に捕われていた迷宮に、
忽焉
(
こつえん
)
として一道の光明が現れたのを覚えた。
水晶の栓
(新字新仮名)
/
モーリス・ルブラン
(著)
カアテン(垂帳)の例文をもっと
(1作品)
見る
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