垂帳カアテン)” の例文
ルパンが眼前に閉された垂帳カアテン豁然かつぜんとして開かれた。彼が今日まで黒暗々裡に、暗中模索に捕われていた迷宮に、忽焉こつえんとして一道の光明が現れたのを覚えた。
水晶の栓 (新字新仮名) / モーリス・ルブラン(著)