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窓掛
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カアテン
ふりがな文庫
“
窓掛
(
カアテン
)” の例文
私は
邸
(
やしき
)
の方へ行く前に其處に這入つて行つた。そこは大變に清潔で小ざつぱりとしてゐた。飾窓には小さな白い
窓掛
(
カアテン
)
がかゝつてゐた。
ジエィン・エア:02 ジエィン・エア
(旧字旧仮名)
/
シャーロット・ブロンテ
(著)
そして、博士が静かに屍体を抱き上げると、モウパア警部が、その
頚部
(
くび
)
に固く食い込んでいる
窓掛
(
カアテン
)
の紐を解いた。
ロウモン街の自殺ホテル
(新字新仮名)
/
牧逸馬
(著)
やがて、女は靜に身を飜して、白い
窓掛
(
カアテン
)
の裏に隱れてしまつた。私はそのうしろ姿に何となく暗い影を感じた。
病院の窓
(旧字旧仮名)
/
南部修太郎
(著)
廊下に向かった
巌丈
(
がんじょう
)
な扉へ、錠をしっかり
卸
(
おろ
)
してから、沙漠に面した
玻璃
(
ガラス
)
窓へも用心の為に鍵を
支
(
か
)
い、レースの
窓掛
(
カアテン
)
を引いてから、虫捕香水を布団へ振りかけ、それで安心したと見え
木乃伊の耳飾
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
右の方は、
深紅
(
しんく
)
の
窓掛
(
カアテン
)
の
襞
(
ひだ
)
が私の
視野
(
しや
)
を遮り、左の方は、透明な窓硝子が私を
庇護
(
かば
)
つて呉れたが、
荒凉
(
くわうりやう
)
たる十一月の日から私を引き離しては呉れなかつた。
ジエィン・エア:02 ジエィン・エア
(旧字旧仮名)
/
シャーロット・ブロンテ
(著)
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旧式な作りで、壁に、頑丈な鉄の鉤が打ち込んであって、それに重い
窓掛
(
カアテン
)
を通す鉄棒がかかっている。
ロウモン街の自殺ホテル
(新字新仮名)
/
牧逸馬
(著)
私は、窓臺の上へのぼつて、兩足を寄せて、マホメット教徒のやうにあぐらをかいた。さうして、赤い綿毛の
窓掛
(
カアテン
)
を殆んど引いて、二重の隱れ場所に
納
(
をさ
)
まつた。
ジエィン・エア:02 ジエィン・エア
(旧字旧仮名)
/
シャーロット・ブロンテ
(著)
前述の通り、壁に、厳丈な鉄の鉤が打ち込んであって、それが、重い
窓掛
(
カアテン
)
を通す鉄棒を支えている。
ロウモン街の自殺ホテル
(新字新仮名)
/
牧逸馬
(著)
窓
常用漢字
小6
部首:⽳
11画
掛
常用漢字
中学
部首:⼿
11画
“窓掛”で始まる語句
窓掛け
窓掛棒