掛布カアテン)” の例文
旦那さまが昨夜お床の中で本を讀んでゐらしたのですが蝋燭をつけたまゝ眠つておしまひになつて、掛布カアテンに火がついたのです。
彼は掛布カアテンを壁からかゝげて第二の扉を現はした、そしてこれもまた開けた。窓の無い部屋には、高い丈夫なにかこまれて火が燃えてゐた。そして鎖で天井からラムプが下つてゐた。