帷帳いちょう)” の例文
その後、数日の暇を乞うて、魯粛が田舎の母に会いに行く時、孫権は、彼の老母へといって、衣服や帷帳いちょうを贈った。
三国志:06 孔明の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
窓間壁まどまかべに色の塗ってある大きな寝室、縁剜形ふちくりがたに金の塗ってある化粧室、帷帳いちょうや大きな肱掛ひじか椅子いすのそなえてある元の法院長の客間、などがあって、また庭もついていた。