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混然
ふりがな文庫
“混然”の読み方と例文
読み方
割合
こんぜん
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
こんぜん
(逆引き)
その室は、毎朝氏の掃除にはなりますが、書籍や、作りかけの仕事などが、
雑然
(
ざつぜん
)
混然
(
こんぜん
)
として居て
一寸
(
ちょっと
)
足の踏み所も
無
(
な
)
い様です。
岡本一平論:――親の前で祈祷
(新字新仮名)
/
岡本かの子
(著)
静かに来り触れて、我が呼吸を
促
(
うな
)
がす、目を放てば高輪三田の高台より
芝山内
(
しばさんない
)
の森に至るまで、見ゆる限りは
白妙
(
しらたへ
)
の
帷帳
(
とばり
)
の
下
(
もと
)
に、
混然
(
こんぜん
)
として夢尚ほ
円
(
まどか
)
なるものの如し
火の柱
(新字旧仮名)
/
木下尚江
(著)
混然(こんぜん)の例文をもっと
(2作品)
見る
“混然”の意味
《名詞》
混然(こんぜん, 「渾然」の「同音の漢字による書きかえ」)
混じり、溶け合うこと。
円満で欠点などがないこと。
(出典:Wiktionary)
混
常用漢字
小5
部首:⽔
11画
然
常用漢字
小4
部首:⽕
12画
“混”で始まる語句
混
混沌
混淆
混血児
混雑
混凝土
混合
混雜
混入
混濁
“混然”のふりがなが多い著者
木下尚江
岡本かの子