“混然”の読み方と例文
読み方割合
こんぜん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
その室は、毎朝氏の掃除にはなりますが、書籍や、作りかけの仕事などが、雑然ざつぜん混然こんぜんとして居て一寸ちょっと足の踏み所もい様です。
静かに来り触れて、我が呼吸をうながす、目を放てば高輪三田の高台より芝山内しばさんないの森に至るまで、見ゆる限りは白妙しらたへ帷帳とばりもとに、混然こんぜんとして夢尚ほまどかなるものの如し
火の柱 (新字旧仮名) / 木下尚江(著)