“三位一体”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
さんみいったい85.7%
トリニチイ14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
(2)三位一体さんみいったいというのは、キリストきょうで、父であるてんかみと、子であるキリストと、聖霊せいれいの三つはもともと一体であるという教理きょうりです。
子を棄てるやぶはあるけれども、身を捨てる藪はないと見たのは、母と、子と、聖霊との、三位一体さんみいったいを知らない者のいうこと。
大菩薩峠:37 恐山の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
彼の父シャルル五世が、その薨去のとき天国に、そして「三位一体トリニチイ」(神とキリストと聖霊との三位一体)に歓び迎えられたことについては、なんの誤解もあってはならぬ。
それこそじつに極楽で、「三位一体トリニチイ」にお目にかかるときに、なによりもふさわしい手土産であろう。幾年も、この目的のために、努力を重ねながら、彼は働き続けてきているのだ。