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存立
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そんりつ
ふりがな文庫
“
存立
(
そんりつ
)” の例文
自體人間の生存税は
滅切
(
めつきり
)
高價
(
かうか
)
になツて來た、
殊
(
こと
)
に
吾々
(
われ/\
)
藝術家は
激戰
(
げきせん
)
の
最
(
さい
)
中で
平和演説
(
へいわえんぜつ
)
を
行
(
や
)
ツてゐるやうなもんだから、
存立
(
そんりつ
)
が
危
(
あやふ
)
い!………これからは誰が俺の
腑
(
ふ
)
を
充
(
みた
)
して呉れるんだ。
平民の娘
(旧字旧仮名)
/
三島霜川
(著)
表と裏とは物の
存立
(
そんりつ
)
条件
自警録
(新字新仮名)
/
新渡戸稲造
(著)
彼は必しも金を
惜
(
をし
)
むといふのではないが、自分の腕に
依
(
よ
)
ツて自己の
存立
(
そんりつ
)
を保證されるまで、其金に依ツて自己を
支
(
ささ
)
へて行かなければならぬかと思むと、勢きりつめ主義にもなるのであツた。
平民の娘
(旧字旧仮名)
/
三島霜川
(著)
俺が死んだら
何
(
ど
)
うする? 其の
癖
(
くせ
)
お前は、俺の體が
虚弱
(
きよじやく
)
だとか、俺の性質が
陰氣
(
いんき
)
だとか
謂
(
い
)
ツて、絶えず俺のことを
罵倒
(
ばたう
)
してゐる、罵倒しながら、
俺
(
おれ
)
に依ツて
自己
(
じこ
)
の
存立
(
そんりつ
)
を安全にしてゐるのだから
青い顔
(旧字旧仮名)
/
三島霜川
(著)
“存立”の意味
《名詞》
存 立(そんりつ)
存在して成り立っていくこと。
(出典:Wiktionary)
存
常用漢字
小6
部首:⼦
6画
立
常用漢字
小1
部首:⽴
5画
“存”で始まる語句
存
存在
存外
存生
存分
存候
存命
存生中
存知
存念