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抱着
王子は、ここまで
来ると、どこからか、
聞いたことのある
声が
耳に
入ったので、
声のする
方へ
進んで
行くと、ラプンツェルが
直ぐに
王子を
認めて、いきなり
頸へ
抱着いて、
泣きました。
其翌日になると、
日出雄少年は、
稻妻といふ
好朋友が
出來たので、
最早私の
傍にのみは
居らず、
朝早くから
戸外に
出でゝ、
波青く、
沙白き
海岸の
邊に、
犬の
脊中に
跨つたり、
首に
抱着いたりして