“朝早”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
あさはや95.7%
あさまだ4.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ひたすらにただひたすらに牛馬のように働いているよりなかった、朝早あさはやの買出しの手伝いに、店の細々こまごまとした出入りに。
小説 円朝 (新字新仮名) / 正岡容(著)
そうして、正雄まさおは、また明日あすから朝早あさはやきていっしょに散歩さんぽをし、学校がっこうからかえってきてもいっしょに散歩さんぽすることのできるのをよろこんだのであります。
おじいさんの家 (新字新仮名) / 小川未明(著)
まだ、朝早あさまだき、天守てんしゆうへからをかけてかたちくもむらがつて、処々ところ/″\物凄ものすさまじくうづまいて、あられほとばしつてさうなのは、かぜうごかすのではない。
神鑿 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)