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抱着
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だきつ
ふりがな文庫
“
抱着
(
だきつ
)” の例文
遂
(
つひ
)
に、
吾等
(
われら
)
は、
大佐
(
たいさ
)
の
家
(
いへ
)
から四五
町
(
ちやう
)
距
(
へだゝ
)
つた
海岸
(
かいがん
)
に
降下
(
かうか
)
した。
勢
(
いきほひ
)
よき
水兵等
(
すいへいら
)
の
歡呼
(
くわんこ
)
に
迎
(
むか
)
へられて、
輕氣球
(
けいききゆう
)
を
出
(
で
)
ると、
日出雄少年
(
ひでをせうねん
)
は、
第一
(
だいいち
)
に
稻妻
(
いなづま
)
の
首輪
(
くびわ
)
に
抱着
(
だきつ
)
いた。
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
王子
(
おうじ
)
は、ここまで
来
(
く
)
ると、どこからか、
聞
(
き
)
いたことのある
声
(
こえ
)
が
耳
(
みみ
)
に
入
(
はい
)
ったので、
声
(
こえ
)
のする
方
(
ほう
)
へ
進
(
すす
)
んで
行
(
ゆ
)
くと、ラプンツェルが
直
(
す
)
ぐに
王子
(
おうじ
)
を
認
(
みと
)
めて、いきなり
頸
(
くび
)
へ
抱着
(
だきつ
)
いて、
泣
(
な
)
きました。
ラプンツェル
(新字新仮名)
/
ヤーコプ・ルートヴィッヒ・カール・グリム
、
ヴィルヘルム・カール・グリム
(著)
どれも
抱着
(
だきつ
)
きもせず、足へも
縋
(
すが
)
らぬ。絶叫して目を覚ます……まだそれにも及ぶまい、と見い見い
後退
(
あとじさ
)
りになって、ドンと突当ったまま、
蹌踉
(
よろ
)
けなりに投出されたように
浅茅生
(
あさぢう
)
へ出た。
星女郎
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
抱
常用漢字
中学
部首:⼿
8画
着
常用漢字
小3
部首:⽬
12画
“抱”で始まる語句
抱
抱擁
抱一
抱主
抱妓
抱負
抱合
抱込
抱茗荷
抱懐