抱着だきつ)” の例文
つひに、吾等われらは、大佐たいさいへから四五ちやうへだゝつた海岸かいがん降下かうかした。いきほひよき水兵等すいへいら歡呼くわんこむかへられて、輕氣球けいききゆうると、日出雄少年ひでをせうねんは、第一だいいち稻妻いなづま首輪くびわ抱着だきついた。
王子おうじは、ここまでると、どこからか、いたことのあるこえみみはいったので、こえのするほうすすんでくと、ラプンツェルがぐに王子おうじみとめて、いきなりくび抱着だきついて、きました。
どれも抱着だきつきもせず、足へもすがらぬ。絶叫して目を覚ます……まだそれにも及ぶまい、と見い見い後退あとじさりになって、ドンと突当ったまま、蹌踉よろけなりに投出されたように浅茅生あさぢうへ出た。
星女郎 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)