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降下
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かうか
ふりがな文庫
“
降下
(
かうか
)” の例文
體
(
からだ
)
はエレベーターのやうに、
地下
(
ちか
)
へ
地下
(
ちか
)
へと
降下
(
かうか
)
してゆくやうな
氣持
(
きもち
)
だつた。そして
遂
(
つひ
)
に
彼女
(
かのぢよ
)
は
意識
(
いしき
)
を
失
(
うしな
)
つて
了
(
しま
)
つた。
彼女こゝに眠る
(旧字旧仮名)
/
若杉鳥子
(著)
遂
(
つひ
)
に、
吾等
(
われら
)
は、
大佐
(
たいさ
)
の
家
(
いへ
)
から四五
町
(
ちやう
)
距
(
へだゝ
)
つた
海岸
(
かいがん
)
に
降下
(
かうか
)
した。
勢
(
いきほひ
)
よき
水兵等
(
すいへいら
)
の
歡呼
(
くわんこ
)
に
迎
(
むか
)
へられて、
輕氣球
(
けいききゆう
)
を
出
(
で
)
ると、
日出雄少年
(
ひでをせうねん
)
は、
第一
(
だいいち
)
に
稻妻
(
いなづま
)
の
首輪
(
くびわ
)
に
抱着
(
だきつ
)
いた。
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
勘次
(
かんじ
)
は
冷
(
つめ
)
たい
手
(
て
)
を
火
(
ひ
)
にも
翳
(
かざ
)
さないで
殊更
(
ことさら
)
に
遠
(
とほ
)
く
卯平
(
うへい
)
の
側
(
そば
)
を
離
(
はな
)
れて
蹙
(
しか
)
めた
酷
(
ひど
)
い
顏
(
かほ
)
に
恐怖
(
きようふ
)
の
相
(
さう
)
を
表
(
あら
)
はして
唯
(
たゞ
)
凝然
(
ぢつ
)
と
默
(
だま
)
つて
居
(
ゐ
)
た。
冷
(
つめ
)
たい三
人
(
にん
)
は
夜
(
よる
)
の
温度
(
をんど
)
のしん/\と
降下
(
かうか
)
しつゝあるのを
感
(
かん
)
じた。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
指
(
ゆび
)
を
屈
(
くつ
)
して
見
(
み
)
ると、
吾等
(
われら
)
が
豫定通
(
よていどう
)
りに
印度國
(
インドこく
)
コロンボ
市
(
し
)
の
附近
(
ふきん
)
に
降下
(
かうか
)
して、
秘密藥品
(
ひみつやくひん
)
を
買整
(
かひとゝの
)
へ、
船
(
ふね
)
に
艤裝
(
ぎさう
)
して
橄欖島
(
かんらんたう
)
へ
到着
(
たうちやく
)
す
可
(
べ
)
き
筈
(
はづ
)
の二十五
日
(
にち
)
迄
(
まで
)
には、
最早
(
もはや
)
六日
(
むいか
)
を
餘
(
あま
)
すのみで。
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
大陸
(
たいりく
)
で
一番
(
いちばん
)
に
近
(
ちか
)
い
印度國
(
インドこく
)
コロンボ
市
(
し
)
の
附近
(
ふきん
)
に
降下
(
かうか
)
する
事
(
こと
)
が
出來
(
でき
)
るであらう。
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
降
常用漢字
小6
部首:⾩
10画
下
常用漢字
小1
部首:⼀
3画
“降下”で始まる語句
降下路