へえ)” の例文
煙草入たぶこれけたつてぜねだらへえ掻掃かつぱけばはずだ、ほかりやすめえし」小柄こがらぢいさんのひかつた。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
わっちア道連の小平という胡麻のへえで、実は少し訳があって此の書付が手にへいったから、八十両まんまとかたり取ろうと思った処が、山出しの多助の野郎に見顕みあらわされ、ばけの皮があらわれてしまったから
塩原多助一代記 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)