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屍灰
ふりがな文庫
“屍灰”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
しかい
50.0%
はい
50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しかい
(逆引き)
ゴチック風の表飾りのある旅館の
湿気
(
しけ
)
た寝台のうへには、滅びた恋の野辺の送りをするために、
屍灰
(
しかい
)
さながらの
味
(
あじわ
)
ひを
互
(
たがい
)
の唇のうへになほも吸ひ合ふ恋人たちの横たはつてゐるのを。
水に沈むロメオとユリヤ
(新字旧仮名)
/
神西清
(著)
神秘の火はわれらの弱点を焼きつくし、神聖な剣は
煩悩
(
ぼんのう
)
のきずなを断つ。われらの
屍灰
(
しかい
)
の中から天上の望みという不死の鳥が現われ、煩悩を脱していっそう高い人格が生まれ出て来る。
茶の本:04 茶の本
(新字新仮名)
/
岡倉天心
、
岡倉覚三
(著)
屍灰(しかい)の例文をもっと
(2作品)
見る
はい
(逆引き)
屍灰
(
はい
)
じゃありませんか。ね、いいですか? それは
屍灰
(
はい
)
にすぎないんですよ。
死せる魂:01 または チチコフの遍歴 第一部 第一分冊
(新字新仮名)
/
ニコライ・ゴーゴリ
(著)
屍灰
(
はい
)
より生まるる
ジャン・クリストフ:11 第九巻 燃ゆる荊
(新字新仮名)
/
ロマン・ロラン
(著)
屍灰(はい)の例文をもっと
(2作品)
見る
屍
漢検準1級
部首:⼫
9画
灰
常用漢字
小6
部首:⽕
6画
“屍”で始まる語句
屍
屍骸
屍体
屍山血河
屍體
屍臭
屍衣
屍蝋
屍姦
屍肉
“屍灰”のふりがなが多い著者
岡倉天心
岡倉覚三
ニコライ・ゴーゴリ
ロマン・ロラン
神西清