“屍衣”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
きょうかたびら50.0%
きやうかたびら25.0%
しい25.0%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それは吹きこむ疾風の仕業だった、——がそのとき扉のそとにはまさしく、背の高い、屍衣きょうかたびらを着た、アッシャー家のマデリン嬢の姿が立っていたのである。
それはまだ腐らない屍衣きょうかたびらを着た妻の骸骨であった。
「丈の高い、大柄おほがらな、黒い毛を長く背中に垂らした女の人のやうでした。どんな服を着てゐたか存じません。白くてひだも何もなしでしたけれど、長上衣ながうはぎだか、敷布だか、それとも屍衣きやうかたびらだか分りませんの。」
さてかのクラリモンドは——と見ると、彼女は大理石像のような青白い姿で、両手を組みあわせ、頭から足へかけて白い屍衣しい一枚をかけてあるだけでした。
そうして、行きかえりに寝台の前に立ちどまって、その屍衣しいを透して見える美しい死骸のことを考えているうちに、途方とほうもない空想が私の頭のなかに浮かんで来ました。