“屍衣(しい)” の例文
屍衣(しい)に包まれて青白い色をしていたり、頬に死のむらさき色を現わしていたりすることなく、華やかな陽気な、快活な顔色をしてはいって来ました。
さてかのクラリモンドは——と見ると、彼女は大理石像のような青白い姿で、両手を組みあわせ、頭から足へかけて白い屍衣(しい)一枚をかけてあるだけでした。
そうして、行きかえりに寝台の前に立ちどまって、その屍衣(しい)を透して見える美しい死骸のことを考えているうちに、途方(とほう)もない空想が私の頭のなかに浮かんで来ました。