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旗差物
ふりがな文庫
“旗差物”の読み方と例文
読み方
割合
はたさしもの
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
はたさしもの
(逆引き)
羅紗
(
らしゃ
)
ズボンだの、陣羽織だの、
足軽笠
(
あしがるがさ
)
だの、そして、
荷駄
(
にだ
)
や馬の首の流れて行く行列の上に、銃と槍と、
旗差物
(
はたさしもの
)
が、
燦々
(
きらきら
)
していた。
松のや露八
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
こうして、この一行は事実上の鳴物入り、それに加うるに
夥
(
おびただ
)
しい
旗差物
(
はたさしもの
)
で、まもなく関ヶ原の本場へ着いてしまいました。
大菩薩峠:33 不破の関の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
面部から咽喉にかけての所は、
咽輪
(
のどわ
)
と
黒漆
(
くろぬり
)
の猛悪な相をした
面当
(
めんぼう
)
で隠されてあった。そして、背には、軍配
日月
(
じつげつ
)
の中央に
南無日輪摩利支天
(
なむにちりんまりしてん
)
と
認
(
したた
)
めた
母衣
(
ほろ
)
を負い、その脇に竜虎の
旗差物
(
はたさしもの
)
が挾んであった。
黒死館殺人事件
(新字新仮名)
/
小栗虫太郎
(著)
旗差物(はたさしもの)の例文をもっと
(15作品)
見る
旗
常用漢字
小4
部首:⽅
14画
差
常用漢字
小4
部首:⼯
10画
物
常用漢字
小3
部首:⽜
8画
“旗”で始まる語句
旗
旗幟
旗下
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旗竿
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