“黒漆”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
こくしつ66.7%
くろうるし28.6%
くろぬり4.8%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“黒漆”を含む作品のジャンル比率
芸術・美術 > 芸術・美術 > 芸術史 美術史20.0%
哲学 > 東洋思想 > 日本思想0.7%
文学 > 日本文学 > 戯曲0.5%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
風の音、雨の音、川鳴の音、樹木の音、ただもう天地はザーッと、黒漆こくしつのように黒い闇の中に音を立てているばかりだ。
観画談 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
床も、承塵なげしも、柱はもとより、たたずめるものの踏むところは、黒漆こくしつの落ちた黄金きんである。
七宝の柱 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
鶴見はその喇叭をかれこれ十年も使っているので、表にかけた黒漆くろうるしげてところまだら地金じがねの真鍮が顔を出している。
ましてその男は、大将まげに束ねた頭をつや/\と光る黒漆くろうるしの枕に載せて、緞子どんすとか綸子りんずとか云うものらしい絹の夜着を着ているのである。
面部から咽喉にかけての所は、咽輪のどわ黒漆くろぬりの猛悪な相をした面当めんぼうで隠されてあった。
黒死館殺人事件 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)