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輝々
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きらきら
ふりがな文庫
“
輝々
(
きらきら
)” の例文
緋の
袴
(
はかま
)
を
穿
(
は
)
いても居なけりや、
掻取
(
かいどり
)
を着ても届ない、たゞ、
輝々
(
きらきら
)
した
蒔絵
(
まきえ
)
ものが
揃
(
そろ
)
つて、あたりは
神々
(
こうごう
)
しかつた。
二世の契
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
一三一
いづちより求めぬらんと
一三二
おぼつかなくて、戸をあららかに明くる音に目さめぬ。太郎があるを見て、召し給ふかといへば、
輝々
(
きらきら
)
しき物を枕に置きしは何ぞ。
雨月物語:02 現代語訳 雨月物語
(新字新仮名)
/
上田秋成
(著)
上川
(
かみかわ
)
原野を一目に見て、旭川の北方に連塁の如く
蟠居
(
ばんきょ
)
して居る。
丘上
(
おかうえ
)
は一面水晶末の様な
輝々
(
きらきら
)
する白砂、そろ/\青葉の
縁
(
ふち
)
を
樺
(
かば
)
に
染
(
そ
)
めかけた大きな
檞樹
(
かしわのき
)
の間を縫うて、幾条の路がうねって居る。
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
太郎は
一二九
網子
(
あご
)
ととのふるとて、
一三〇
晨
(
つとめ
)
て起き出でて、豊雄が
閨房
(
ねや
)
の戸の
間
(
ひま
)
をふと見入れたるに、
消
(
き
)
え残りたる
灯火
(
ともしび
)
の影に、
輝々
(
きらきら
)
しき
太刀
(
たち
)
を枕に置きて臥したり。あやし。
雨月物語:02 現代語訳 雨月物語
(新字新仮名)
/
上田秋成
(著)
輝
常用漢字
中学
部首:⾞
15画
々
3画
“輝”で始まる語句
輝
輝政
輝元
輝高
輝方
輝聡
輝紅
輝一
輝勝
輝星