“輝政”の読み方と例文
読み方割合
てるまさ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
陣の主将を示す、旗、馬じるしなどを望めば、それは勝入の長男紀伊守之助と、次男輝政てるまさのいることを宣明している。
新書太閤記:10 第十分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
長男と二男と、そして立花(左近将監)忠茂に嫁したなべ姫の三人が正夫人ふり姫から生れた。ふり姫は池田輝政てるまさむすめで、徳川秀忠の養女として忠宗に嫁したのであった。
城主の勝入をはじめ、嫡男ちゃくなん紀伊守きいのかみむこ森武蔵守もりむさしのかみまで、一時に三名の柱が、長久手に戦死して、のこるは、若い三左衛門輝政てるまさと、まだ十五歳の長吉ながよしだけとなった。
新書太閤記:11 第十一分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)