“張紙幕”の読み方と例文
読み方割合
びらまく100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
閃々きらきらと金糸のきらめく、美しいひとの半襟と、陽炎に影を通わす、居周囲いまわりは時に寂寞ひっそりした、楽屋の人数にんずを、狭い処に包んだせいか、張紙幕びらまくが中ほどから、見物に向いて、風をはらんだか
陽炎座 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)