“歎声”の読み方と例文
旧字:歎聲
読み方割合
たんせい100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
これはあるユートピヤ作者の使用した著書の表題でありますが、人見廣介も又、常に同じ歎声たんせいもらすのでした。
パノラマ島綺譚 (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)
と新太郎ちやんまで、つい自分の野良犬の地位を忘れて歎声たんせいらした程であつた。
良寛物語 手毬と鉢の子 (新字旧仮名) / 新美南吉(著)
会衆の歎声たんせいが大きくなり、「テイクロトロン」「テイクロトロン」と声が高い。
諜報中継局 (新字新仮名) / 海野十三(著)