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きちん
ふりがな文庫
“きちん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
木賃
39.2%
整然
33.3%
端然
13.7%
端正
5.9%
木賃宿
5.9%
斉然
2.0%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
木賃
(逆引き)
それは「馬までも」という言葉で推しはかる事が出来る。作者一茶の如きはその馬にも劣りて、いつも
木賃
(
きちん
)
に泊ったものである。
俳句はかく解しかく味う
(新字新仮名)
/
高浜虚子
(著)
きちん(木賃)の例文をもっと
(20作品)
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整然
(逆引き)
白地に濃い葡萄色の
矢絣
(
やがすり
)
の新しいセルの単衣に、帯は
平常
(
ふだん
)
のメリンス、その
整然
(
きちん
)
としたお太鼓が揺めく髪に隠れた。
鳥影
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
きちん(整然)の例文をもっと
(17作品)
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端然
(逆引き)
と
端然
(
きちん
)
と坐ってると、お組が、精々気を利かしたつもりか何かで、お茶台に載っかって、ちゃんとお茶がその前へ二つ並んでいます……
吉原新話
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
きちん(端然)の例文をもっと
(7作品)
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▼ すべて表示
端正
(逆引き)
羽織はなしに居ずまいも
端正
(
きちん
)
としたのを、仕事場の机のわきへ据えた処で、……おなじ年ごろの家内が、
糠味噌
(
ぬかみそ
)
いじりの、
襷
(
たすき
)
をはずして、渋茶を振舞ってみた処で、近所の
鮨
(
すし
)
を取った処で
白花の朝顔
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
きちん(端正)の例文をもっと
(3作品)
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木賃宿
(逆引き)
江戸へつくと、百は、場末の
木賃宿
(
きちん
)
に泊りこんで、あくる日から、小柄の売口をさがしあるいた。——といっても、破門された体なので、刀屋や
本阿弥
(
ほんあみ
)
すじへは、向けられない。
野槌の百
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
きちん(木賃宿)の例文をもっと
(3作品)
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斉然
(逆引き)
緑の
樹蔭
(
こかげ
)
に掩はれた村、肥えて
嬉々
(
きゝ
)
として戯れてゐる牧獣や
家禽
(
かきん
)
の群、薫ばしい草花に包まれた家屋、清潔に
斉然
(
きちん
)
と整理された納屋や倉、……
甦
(
よみがへ
)
つた農業!
愚昧
(
ぐまい
)
な怠慢な奴隷達から開放された
新らしき祖先
(新字旧仮名)
/
相馬泰三
(著)
きちん(斉然)の例文をもっと
(1作品)
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