“うすあを”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
薄青53.3%
薄蒼13.3%
淡青13.3%
淡碧6.7%
淡蒼6.7%
薄碧6.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
まじへてくすんだきたなさやしろれて薄青うすあをいつやゝかなまめつぶ威勢ゐせいよくしてみんなからしたもぐんでしまふ。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
その波の底には薄蒼うすあを灯影ほかげの町が沈んでゐる
太陽の子 (旧字旧仮名) / 福士幸次郎(著)
うるみある淡碧うすあをの歯をみせて微笑せり
ヒウザン会とパンの会 (新字新仮名) / 高村光太郎(著)
淡蒼うすあをい影をうごかす
ピアノ (新字旧仮名) / 三富朽葉(著)
やなぎおくに、けて、ちひさな葭簀張よしずばり茶店ちやみせえて、よこ街道かいだう、すぐに水田みづたで、水田みづたのへりのながれにも、はら/\燕子花かきつばたいてます。はうは、薄碧うすあをい、眉毛まゆげのやうな遠山とほやまでした。
人魚の祠 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)