“淡碧”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
うすみどり50.0%
うすあお25.0%
うすあを25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
だいだい色や金縁や淡碧うすみどりに縁取られた重畳してる線で、地平を取り囲みながら、柔らかな輝きを見せている雪のアルプス連山、ダ・ヴィンチ式の山々。アペニン山脈に落ちてくる夕闇ゆうやみ
山から取って来てその水にけてある淡色うすいろの夏雪草などを眺めながら、笹村は筋肉のふやけきったような体を湯に浸していた。湯気で曇った硝子窓には、庭の立ち木の影が淡碧うすあおく映っていた。
(新字新仮名) / 徳田秋声(著)
うるみある淡碧うすあをの歯をみせて微笑せり
ヒウザン会とパンの会 (新字新仮名) / 高村光太郎(著)