薄蒼うすあを)” の例文
山や森の陰の所は薄蒼うすあをくさへなつて来てゐた。私は冷えが来ぬうちに帰らねばならなかつた。しかし私は立ち去りかねてゐた。
赤蛙 (新字旧仮名) / 島木健作(著)
その波の底には薄蒼うすあを灯影ほかげの町が沈んでゐる
太陽の子 (旧字旧仮名) / 福士幸次郎(著)
薄蒼うすあをいガラスの灯影とまた闇の中にわかれ
太陽の子 (旧字旧仮名) / 福士幸次郎(著)