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『赤蛙』
ふりがな文庫
『
赤蛙
(
あかがえる
)
』
寝つきりに寝つくやうになる少し前に修善寺へ行つた。その頃はもうずゐぶん衰弱してゐたのだが、自分ではまだそれほどとは思つてゐなかつた。少し体を休めれば、ぢきに元気を回復するつもりでゐた。温泉そのものは消極性の自分の病気には却つてわるいので、私 …
著者
島木健作
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
文字種別
新字旧仮名
読書目安時間
約14分(500文字/分)
朗読目安時間
約23分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
性
(
しやう
)
平
(
たひら
)
俄
(
にはか
)
冷
(
ひ
)
煽
(
あふ
)
堪
(
こら
)
川面
(
かはづら
)
跋扈
(
ばつこ
)
羨
(
うらやま
)
蕩揺
(
たうえう
)
薄蒼
(
うすあを
)
渦
(
うづ
)
水垢
(
みづあか
)
豁然
(
くわつぜん
)
帚
(
はうき
)
辛
(
から
)
喘
(
あへ
)
道風
(
たうふう
)
遠道
(
とほみち
)
中洲
(
なかす
)
飜弄
(
ほんろう
)
諦
(
あきら
)
誂
(
あつら
)
迂愚
(
うぐ
)
襟
(
えり
)
這
(
は
)
脆
(
もろ
)
範頼
(
のりより
)
真
(
ま
)
澱
(
よど
)
湛
(
たた
)
洲
(
す
)
敬虔
(
けいけん
)
挑
(
いど
)
後肢
(
あとあし
)
帰趨
(
きすう
)
妖
(
あや
)
土塊
(
つちくれ
)
嗤
(
わら
)
向
(
む
)
厠臭
(
ししう
)
予
(
あらかじ
)