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縷述
ふりがな文庫
“縷述”の読み方と例文
読み方
割合
るじゅつ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
るじゅつ
(逆引き)
これに加うるに中国一流の華麗豪壮な
調
(
ちょう
)
と、
哀婉
(
あいえん
)
切々の情、悲歌
慷慨
(
こうがい
)
の辞句と、誇張幽幻な趣と、
拍案
(
はくあん
)
三
嘆
(
たん
)
の熱とを以て
縷述
(
るじゅつ
)
されてあるので
三国志:01 序
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
しかし、綿々として感情を
縷述
(
るじゅつ
)
する事をせず、その感情を内に蔵して
逢著
(
ほうちゃく
)
する人事を写す。読者はその写す所の事を通して、作者の感情を
覗
(
うかが
)
う。
俳句への道
(新字新仮名)
/
高浜虚子
(著)
ここにおいて予は便宜上この論文を二段に分ち、その第一段には、性質上結論であるべきはずの東山時代に関する予の意見を、先ず一通り
縷述
(
るじゅつ
)
しよう。
東山時代における一縉紳の生活
(新字新仮名)
/
原勝郎
(著)
縷述(るじゅつ)の例文をもっと
(9作品)
見る
縷
漢検1級
部首:⽷
17画
述
常用漢字
小5
部首:⾡
8画
“縷”で始まる語句
縷々
縷
縷説
縷糸
縷綸
縷紅新草
縷無
縷衣
縷陳
縷々綿々
“縷述”のふりがなが多い著者
原勝郎
高浜虚子
吉川英治
夢野久作
岡本かの子
永井荷風