“おちぶれ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
零落59.3%
落魄37.0%
落泊3.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
詰らん女を連れて行っては親類では得心しませんが、是はこう/\いう武士さむらいの娘、こういう身柄で今は零落おちぶれて斯う、心底しんていも是々というので
真景累ヶ淵 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
そして些と娘の方を見て、「ですから私等も、とつ頃は可成かなりに暮してゐたものなんですが、此う落魄おちぶれちやくそですね。」
平民の娘 (旧字旧仮名) / 三島霜川(著)
落泊おちぶれても手や顔にあかをつけていなかった。その前にしゃがんで、表札を書いてもらっているものや、手紙の上封ふうを頼んでいるものもあった。