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万更
ふりがな文庫
“万更”のいろいろな読み方と例文
旧字:
萬更
読み方
割合
まんざら
94.1%
まんざ
5.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
まんざら
(逆引き)
実際方面における抱負も或る人々の思うように
万更
(
まんざら
)
詩人的空想から
産出
(
うみだ
)
したユートピヤ的あるいは志士気質の自大放言ではなかった。
二葉亭四迷の一生
(新字新仮名)
/
内田魯庵
(著)
源も
万更
(
まんざら
)
憐
(
あわれ
)
みを知らん男でもない。いや、大知りで、随分
落魄
(
おちぶ
)
れた友人を助けたことも有るし、難渋した旅人に恵んでやった例もある。
藁草履
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
万更(まんざら)の例文をもっと
(32作品)
見る
まんざ
(逆引き)
つい中途から遊び上手の芝居ものの手にかゝつて、その関係が震災の後までも続いたくらゐなので、歌舞伎の世界の空気や俳優たちの生活も知つてゐたから、芝居も
万更
(
まんざ
)
ら嫌ひではなかつたけれど
のらもの
(新字旧仮名)
/
徳田秋声
(著)
手紙の主が超物理的と誇るのも、
万更
(
まんざ
)
ら出鱈目ではない。
猟奇の果
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
万更(まんざ)の例文をもっと
(2作品)
見る
万
常用漢字
小2
部首:⼀
3画
更
常用漢字
中学
部首:⽈
7画
“万”で始まる語句
万
万一
万歳
万事
万年青
万斛
万々
万屋
万象
万端
検索の候補
万樹紅黄色更明
“万更”のふりがなが多い著者
内田魯庵
邦枝完二
杉山萠円
徳冨蘆花
二葉亭四迷
三遊亭円朝
島崎藤村
薄田泣菫
中島敦
夏目漱石