“孔融”の読み方と例文
読み方割合
こうゆう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
孔融こうゆう三国さんごく時代の人であるが、この話が十八世紀のフランスに伝はつて、ヴオルテエルの逸話になつたとは考へられない。
才一巧亦不二 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
と、策を議して、北海ほっかい山東省さんとうしょう・寿光県)に急使を派し、孔子二十世の孫で泰山の都尉とい孔宙こうちゅうの子孔融こうゆうに援けを頼んだ。
三国志:03 群星の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
人の推挙などというものは、うっかりできないものである——と、ひとり恐れ悔いて、当惑の色ありありと見えたのは、禰衡ねいこうを推挙した孔融こうゆうであった。
三国志:05 臣道の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)