“たいそう”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:タイソウ
語句割合
大層55.4%
体操13.5%
太宗8.1%
大相6.8%
大宗4.1%
太倉2.7%
戴宗2.7%
堆層1.4%
大喪1.4%
大宋1.4%
(他:2)2.5%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
加うるに森山とう先生も何も英語を大層たいそう知て居る人ではない、ようやく少し発音を心得て居ると云うぐらい
福翁自伝:02 福翁自伝 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
自分じぶんことみゝかたむけるものが出來できたのを大層たいそうよろこばしくおもつて。
愛ちやんの夢物語 (旧字旧仮名) / ルイス・キャロル(著)
明日あす、ラジオ体操たいそうにゆくと、和尚おしょうさまにしかられるかもしれない。」と、つねちゃんがいいました。
真坊と和尚さま (新字新仮名) / 小川未明(著)
体操たいそうのとき、久助君のすぐ前なので、久助君は、かれの頭のうしろがわに、いくつ、どんな形のはげがあるかをよく知っている。
久助君の話 (新字新仮名) / 新美南吉(著)
唐の太宗たいそう皇帝が彼に命じて長孫無忌ちょうそんむき(太宗の重臣)の鞍を取って来いと言った。
徳川家康は凶方をおかして出陣し、関ヶ原の勝利を得たりしことは『小学修身書』に出ておるが、これと同じく、唐の太宗たいそうは出陣のときに凶日をおかして勝利を得たる話がある。
迷信解 (新字新仮名) / 井上円了(著)
婆あさんは膳と土瓶とを両手に持って、二人の顔を見競みくらべて、「まあ、大相たいそうしずかでございますね」と云って、勝手へ行った。
青年 (新字新仮名) / 森鴎外(著)
三月ばかりたつと、しつが出来てだんだん大相たいそうになった、起居たちいもできぬようになって、二年ばかりは外へも行かずうちずまいをしたよ。
この男は国芳の門から出たはずだが、少なくも伝統を破って、よかれあしかれ、明治初期の浮世絵の大宗たいそうをなしている。
大菩薩峠:25 みちりやの巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
この二つが暗号記法の大宗たいそうであることはいうまでもなく、ことに「代用法」は重要で、近代機械暗号はすべてこれに属するのである。
探偵小説の「謎」 (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)
従って道も通じたので、はじめて舟に乗って帰り、太倉たいそうからあがって往った。
愛卿伝 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)
それを無理に御目出たがろうとすると、所謂いわゆる太倉たいそうぞく陳々相依ちんちんあいよるというすこぶ目出度めでたくない現象に腐化して仕舞しまう。
元日 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
戴宗たいそうは長大息した。まもなく、一軍の中に宋江を押っつつみ、蔡九さいきゅう奉行のいる大城の一閣へ入って行った。
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
戴宗たいそうといえど、これを見ては、争いも無用と知った。道を曲げて、梁山泊へ立ち寄り、事のわけを自身語るしかないと腹をきめ、
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
というのは、この二人が責任をもつ作事のことで、こんど新たに築きかけている城南の捨曲輪すてぐるわ、その水堀から積み上げた大石の堆層たいそうが、どうしたのか、今俄然がぜんとしてくずれたため、上の桝形ますがたへ建築しかけている出丸櫓でまるやぐらの一端まで、山崩れのごとくほりへのぞんで落ちこんだ——という大失態。
鳴門秘帖:04 船路の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
彼女がこの小都会へやって来た初めのうちは、大喪たいそうのために社会から遠ざかっていたので、クリストフが気晴らしの種となった。
「そいつはよかった! そう先生なら、梁党りょうとうの盟主どころか、大宋たいそう国の天子さまに納まッたって、ちっとも、おかしいことはねえ!」
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「……いま、北京府の急使、王定が訴えに聞けば、これを一地方の擾乱じょうらんとだけでは見過ごせん。天下の兇事、大宋たいそう朝廷のご威厳にかかわる」
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
何と書いてある、奥平大膳大夫おくだいらだいぜんのたいふ御名おながあるではないかと大造たいそうな権幕だから、
福翁自伝:02 福翁自伝 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
お互に痛くないように大造たいそうな剣幕で大きな声で怒鳴どなっ掴合つかみあ打合うちあうだろう。
福翁自伝:02 福翁自伝 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)