太倉たいそう)” の例文
それを無理に御目出たがろうとすると、所謂いわゆる太倉たいそうぞく陳々相依ちんちんあいよるというすこぶ目出度めでたくない現象に腐化して仕舞しまう。
元日 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
従って道も通じたので、はじめて舟に乗って帰り、太倉たいそうからあがって往った。
愛卿伝 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)