“文貰”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
もんもらひ50.0%
もんもら50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
こまねぎて居たりしが彼浪人め一文貰もんもらひの身分にてわづか二三日の中に十三兩と云金子の出來樣はずなし融通ゆうづうせし金なりと云ともなんぞ袖乞に十兩からの金子を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
聞付けそれ事こそ出來たり我々われ/\が云ぬ事か一文貰もんもらひ素浪人すらうにんにはかに大造たいそう立派りつぱ身形みなり
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
考へ候に一文貰もんもらひの身分と云殊にみぎ質物しちもつながれの議前日まで度々催促仕つり候ても出來申さず候金子が一夜のうち調達てうだつ出來しゆつたいはず是なく彼是不審ふしんに存じ候間百兩の金子は文右衞門ぬすみ取し事と推量すゐりやう仕まつり私しより内々ない/\詮議せんぎに及び十三兩三分は文右衞門に遣はし殘りの金子を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)