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見競
ふりがな文庫
“見競”の読み方と例文
読み方
割合
みくら
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
みくら
(逆引き)
婆あさんは膳と土瓶とを両手に持って、二人の顔を
見競
(
みくら
)
べて、「まあ、
大相
(
たいそう
)
お
静
(
しずか
)
でございますね」と云って、勝手へ行った。
青年
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
おっこちたと
謂
(
い
)
わるる男、すなわちこれなる源次郎のせめてそれだけでも
止
(
よ
)
して頂きたい、目金を乗せた鼻の形と、
件
(
くだん
)
の下駄と
交
(
かわ
)
る
交
(
がわ
)
る
見競
(
みくら
)
べて
解
(
げ
)
せない顔附。
湯島詣
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
そこで早速自分の所有のを出して
見競
(
みくら
)
べて視ると、兄弟か
孿生
(
ふたご
)
か、いずれをいずれとも言いかねるほど同じものであった。自分のの
蓋
(
ふた
)
を丹泉の鼎に合せて見ると、しっくりと
合
(
がっ
)
する。
骨董
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
見競(みくら)の例文をもっと
(4作品)
見る
見
常用漢字
小1
部首:⾒
7画
競
常用漢字
小4
部首:⽴
20画
“見”で始まる語句
見
見惚
見物
見出
見下
見上
見送
見透
見做
見当
“見競”のふりがなが多い著者
幸田露伴
森鴎外
泉鏡花