“たいさう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
大層62.5%
大相12.5%
太相12.5%
體操12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
平常へいぜいいたいむすめかほずにまする、れをばなん馬鹿々々ばか/\しいおやなしでもひろつてつたやうに大層たいさうらしい、もの出來できるの出來できぬのと其樣そんくちけたもの
十三夜 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
大相たいさう暮し易いところです、ね。」このお綱の言葉を引き受けて、勇は不思議さうにかのぢよに聽いた
泡鳴五部作:03 放浪 (旧字旧仮名) / 岩野泡鳴(著)
『はい、大分長く遠慮して居ましたが、先生は太相たいさう運が直つたと聞いたから頂戴せずに居ては冥加みやうがが悪いと思つて。』
執達吏 (新字旧仮名) / 与謝野寛(著)
べつ特別とくべついたむわけでもなく外面ぐわいめんからも右足うそく膝關節しつくわんせつは、なんの異常いじやうもなかつたのであるけれども、自由じいう曲折きよくせつ出來できないめに、學校がくかうでは作法さはふ體操たいさうやすまなければならなかつた。
追憶 (旧字旧仮名) / 素木しづ(著)