堆層たいそう)” の例文
こんど新たに築きかけている城南の捨曲輪すてぐるわ、その水堀から積み上げた大石の堆層たいそうが、どうしたのか、今俄然がぜんとしてくずれたため、上の桝形ますがたへ建築しかけている出丸櫓でまるやぐらの一端まで
鳴門秘帖:04 船路の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)