“堆金”の読み方と例文
読み方割合
ついきん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
沖縄の漆器もその堆金ついきん沈金ちんきんで名があり、また朱塗しゅぬりで眼を惹くものがありました。この技は新しい発展も試みられましたが、やはり在来の伝統的な作の方に、ずっと美しいものがありました。
沖縄の思い出 (新字新仮名) / 柳宗悦(著)
堆金ついきんといって模様を高く盛り上げるものや、沈金ちんきんといって逆にそれを沈めたものや、また螺鈿らでんといって貝をめ込んだものなどを作ります。塗りが手堅く容易にげないのを以ても聞えます。
手仕事の日本 (新字新仮名) / 柳宗悦(著)