“捨曲輪”の読み方と例文
読み方割合
すてぐるわ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
こんど新たに築きかけている城南の捨曲輪すてぐるわ、その水堀から積み上げた大石の堆層たいそうが、どうしたのか、今俄然がぜんとしてくずれたため、上の桝形ますがたへ建築しかけている出丸櫓でまるやぐらの一端まで
鳴門秘帖:04 船路の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)