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『句合の月』
ふりがな文庫
『
句合の月
(
くあわせのつき
)
』
句合の題がまわって来た。先ず一番に月という題がある。凡そ四季の題で月というほど広い漠然とした題はない。花や雪の比でない。今夜は少し熱があるかして苦しいようだから、横に寝て句合の句を作ろうと思うて蒲団を被って験温器を脇に挟みながら月の句を考え …
著者
正岡子規
ジャンル
文学 > 日本文学 > 詩歌
初出
「ホトトギス 第二巻第二号」1898(明治31)年11月10日
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約7分(500文字/分)
朗読目安時間
約11分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
間
(
ひま
)
化
(
ばか
)
別
(
わかれ
)
苦
(
くるし
)
走行
(
ある
)
大疵
(
たいし
)
揺
(
ゆす
)
復
(
また
)
遥
(
はるか
)
櫓
(
ろ
)
頻
(
しきり
)
鮓
(
ずし
)
漏
(
も
)
眺
(
なが
)
艀舟
(
はしけ
)
樹
(
き
)
蒲団
(
ふとん
)
溢
(
あふ
)
蔽
(
おお
)
被
(
かぶ
)
遂
(
つい
)
運坐
(
うんざ
)
隙間
(
すきま
)
離筵
(
りえん
)
餛飩
(
こんとん
)
手拭
(
てぬぐい
)
凄
(
すご
)
句合
(
くあわせ
)
吟
(
ぎん
)
嚇
(
おど
)
宋江
(
そうこう
)
定
(
き
)
川面
(
かわも
)
悄然
(
しょうぜん
)
戴宗
(
たいそう
)
汐
(
しお
)
挟
(
はさ
)
揺
(
ゆ
)
斥
(
しりぞ
)
木葉
(
このは
)
李逵
(
りき
)
椎
(
しい
)
一艘
(
いっそう
)
歩行
(
ある
)